不満足なソクラテスであるより、満足した豚さんになりたいと願いつつ、今だタルを知らないタルエのヨクボー記録
♪南にむいてる窓をあけ
ひとりで見ている海の色
美しすぎると怖くなる〜
♪Wind is blowing from the Aegean 女は海
窓、と言えば、この曲を思い出してしまうアラフォー女。
ジュディ・オングの「魅せられて」(1979/02/25発売)です。
作詞:阿木燿子 作曲:筒美京平オリコン1位(売上げ:123.5万枚)…なんすね。
小学生の私に英語の部分は歌えなかったわ〜。
窓は採光と通気を主な目的として設けられた
壁面に施された「開口部」のことだけど
「窓枠」で、「窓から見える風景」を切り取るという
もうひとつの機能がある。
自分のテリトリーと、そうではない外界とを繋ぐ「境界線」。
窓からのぞく景色は圧倒的な客観性で永遠に存在している。
そのあり方は国木田独歩『忘れえぬ人々』に似ていると、
私は思う…。
高校生の時、授業の一環で読んだ小説。 ←決して自主的にあらず
「我と他人と何の相違があるのか、皆な是れ此生を天の一方地の一角に享けて悠々たる行路を辿り、相携へて無窮の天に帰る者ではないか、というような感が心の底から起こって来て我知らず涙が頬をつたうことがある。其時は実に我もなければ他もない。ただ誰も彼も懐かしくって忍ばれて来る。」
「僕はその時ほど心の平安を感ずることはない、その時ほど自由を感ずることはない、その時ほど名利競争の俗念消えて総ての物に対する同情の念の深い時はない。」
「あはれ」の神髄をこれほど見事にあらわしている文章は
他にないのではないかと思う。
自意識過剰の思春期アホ高校生の苦悩に
ここまで人生の解答をくれた小説は他にはなかった…。
そうして、私は今も「窓」にこだわり続けている…。
以下 ↓ 色々な「窓」の写真。思いつくままに。
横浜 「ベーリックホール」 青い壁って日本人にはないセンスだと思う。
子供部屋だったみたいです。
右:横浜のブラフ18番館にて。
左:外交官の家‥だと思う。
これらは窓、じゃなくて扉ですが。
東京:小笠原伯爵邸
今、このスパニッシュ様式の館はレストランになっています。
お昼のコースで7,350円‥いや、美味しいのだけどね。
でも素晴らしい館なので、洋館好きにはたまりません。
たくさん鳥がモチーフに使われています。
右は天井のステンド硝子。
ハウステンボス
パレス ハウステンボスの後ろ側にある
ヨーロッパの造形美を極めた広大なバロック式庭園を
バラのアーチで切り取った「窓」
こんな風に見事に計算された庭園は
日本ではハウステンボスでしか見られないのではないでしょうか?
萩:内閣総理大臣・田中義一別邸‥だと思う‥
隣接して“かんきつ公園”がある。
もともと敷地は藩政時代の毛利筑前下屋敷(石高16,000)に当たるので
着物・歴史好きにはたまらないお屋敷です。
このお宅の周りの一般家屋もまたたまらなくいい!
福岡県柳川 「旧戸島家住宅」
お茶室の裏側から。
小さな宇宙がそこにはあります。
鹿児島cafe潮音館
石蔵をリノベーションしたカフェ。
居心地非常に良し。
ひとりで見ている海の色
美しすぎると怖くなる〜
♪Wind is blowing from the Aegean 女は海
窓、と言えば、この曲を思い出してしまうアラフォー女。
ジュディ・オングの「魅せられて」(1979/02/25発売)です。
作詞:阿木燿子 作曲:筒美京平オリコン1位(売上げ:123.5万枚)…なんすね。
小学生の私に英語の部分は歌えなかったわ〜。
窓は採光と通気を主な目的として設けられた
壁面に施された「開口部」のことだけど
「窓枠」で、「窓から見える風景」を切り取るという
もうひとつの機能がある。
自分のテリトリーと、そうではない外界とを繋ぐ「境界線」。
窓からのぞく景色は圧倒的な客観性で永遠に存在している。
そのあり方は国木田独歩『忘れえぬ人々』に似ていると、
私は思う…。
高校生の時、授業の一環で読んだ小説。 ←決して自主的にあらず
「我と他人と何の相違があるのか、皆な是れ此生を天の一方地の一角に享けて悠々たる行路を辿り、相携へて無窮の天に帰る者ではないか、というような感が心の底から起こって来て我知らず涙が頬をつたうことがある。其時は実に我もなければ他もない。ただ誰も彼も懐かしくって忍ばれて来る。」
「僕はその時ほど心の平安を感ずることはない、その時ほど自由を感ずることはない、その時ほど名利競争の俗念消えて総ての物に対する同情の念の深い時はない。」
「あはれ」の神髄をこれほど見事にあらわしている文章は
他にないのではないかと思う。
自意識過剰の思春期アホ高校生の苦悩に
ここまで人生の解答をくれた小説は他にはなかった…。
そうして、私は今も「窓」にこだわり続けている…。
以下 ↓ 色々な「窓」の写真。思いつくままに。
横浜 「ベーリックホール」 青い壁って日本人にはないセンスだと思う。
子供部屋だったみたいです。
右:横浜のブラフ18番館にて。
左:外交官の家‥だと思う。
これらは窓、じゃなくて扉ですが。
東京:小笠原伯爵邸
今、このスパニッシュ様式の館はレストランになっています。
お昼のコースで7,350円‥いや、美味しいのだけどね。
でも素晴らしい館なので、洋館好きにはたまりません。
たくさん鳥がモチーフに使われています。
右は天井のステンド硝子。
ハウステンボス
パレス ハウステンボスの後ろ側にある
ヨーロッパの造形美を極めた広大なバロック式庭園を
バラのアーチで切り取った「窓」
こんな風に見事に計算された庭園は
日本ではハウステンボスでしか見られないのではないでしょうか?
萩:内閣総理大臣・田中義一別邸‥だと思う‥
隣接して“かんきつ公園”がある。
もともと敷地は藩政時代の毛利筑前下屋敷(石高16,000)に当たるので
着物・歴史好きにはたまらないお屋敷です。
このお宅の周りの一般家屋もまたたまらなくいい!
福岡県柳川 「旧戸島家住宅」
お茶室の裏側から。
小さな宇宙がそこにはあります。
鹿児島cafe潮音館
石蔵をリノベーションしたカフェ。
居心地非常に良し。
PR
カレンダー
カテゴリー
フリーエリア
最新コメント
最新記事
(02/21)
(02/12)
(01/26)
(01/08)
(01/08)
最新トラックバック
プロフィール
HN:
タルエ
性別:
女性
職業:
暴れん坊将軍
自己紹介:
着物同好会(仮名)主宰…仮名のまま7年間こっそり活動。『着物愛』を友達にゆっくりゆ~~っくり伝播中…でも着付け指導(我流)はスパルタ。
最近手芸熱に浮かされている。
最近のパターン:イチゴよりイチゴ味
最近手芸熱に浮かされている。
最近のパターン:イチゴよりイチゴ味
ブログ内検索
最古記事
P R
カウンター
アクセス解析