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不満足なソクラテスであるより、満足した豚さんになりたいと願いつつ、今だタルを知らないタルエのヨクボー記録
2017/12月
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鹿児島・磯工芸館の入り口の明かりです。
※写真をクリックしたら別ウィンドウで大きな画像が開きます。
sasymakirko.jpg

篤姫の養父、薩摩藩28代藩主・斉彬が急逝すると、
わずか十数年でその姿を消し、
(苦しい藩の財政整理のため、1863年の薩英戦争で工場はほぼ焼失)
歴史の幻と消えていた薩摩切子
1985年(昭和60年)代以後、復刻が試みられ、
各地のガラス工場・職人・研究家等の協力もあって
今日、めでたく成功したそうです。
NHK大河ドラマ「篤姫」のオープニングにも
その薩摩切子が使われているので、認知度はもはや全国区なのでせう。
(鹿児島・磯工芸館には、使用された薩摩切子と同じものが販売されています)

薩摩切子は、美しい多彩なグラデーションが最大の魅力。
それは「ボカシ」と呼ばれる技術で
透明なクリスタルガラスの上に色ガラスを厚く被せて角度の浅いカットを施すと、
色ガラスと透明なガラスの境目が曖昧にぼかされて、
次第に色彩が薄められ色のグラデーションが生まれるのだそうです。

当時の日本では、薩摩藩しか紅ガラスは作れず、
さらに藍、紫、緑、黄色などの発色に成功したそうです。
 
オンリーワンの強み、ですね。
(あと薩摩ボタンも凄い!時代を超えて美しい!)
でも斉彬のような強く賢い指導者が起こした
(当時、周囲から斉彬は曾祖父・重豪のように西洋かぶれで浪費家だと見なされていた)
未来を見据えた事業や政策も、財政が危うければ存続は難しく…
120年も長きに渡ってこの美しきものは失われていたのですなぁ…

詳しくは以下のHPに!
 http://www.satsumakiriko.co.jp/


鹿児島・磯工芸館には、
お手頃価格のものから、芸術品クラスのものまで多種多様にあります。
見るだけでも目の保養です。
 
「お?!」
というクラスのものが「売約済み」になっているのを見ると
こんな巨大な美しいものが鎮座して許されるお家を
是非拝見させていただきたいと思うなり。

memo
磯工芸館
〒892-0871 鹿児島市吉野町9688-24
TEL 099-247-8490
http://www.shimadzu-ltd.jp/gift/shop_iso.htm


●脳内物質快感度…80点。心のゆとりが大切なり、ヒヨラザキさんはいよいよクライマックスの「篤姫」を毎回号泣しながら見ているらしい…
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♪南にむいてる窓をあけ
 ひとりで見ている海の色
 美しすぎると怖くなる〜

♪Wind is blowing from the Aegean 女は海


窓、と言えば、この曲を思い出してしまうアラフォー女。
ジュディ・オングの「魅せられて」(1979/02/25発売)です。
作詞:阿木燿子 作曲:筒美京平オリコン1位(売上げ:123.5万枚)…なんすね。
小学生の私に英語の部分は歌えなかったわ〜。

窓は採光と通気を主な目的として設けられた
壁面に施された「開口部」のことだけど
「窓枠」で、「窓から見える風景」を切り取るという
もうひとつの機能がある。

自分のテリトリーと、そうではない外界とを繋ぐ「境界線」。
窓からのぞく景色は圧倒的な客観性で永遠に存在している。

そのあり方は国木田独歩『忘れえぬ人々』に似ていると、
私は思う…。
高校生の時、授業の一環で読んだ小説。 ←決して自主的にあらず
 
「我と他人と何の相違があるのか、皆な是れ此生を天の一方地の一角に享けて悠々たる行路を辿り、相携へて無窮の天に帰る者ではないか、というような感が心の底から起こって来て我知らず涙が頬をつたうことがある。其時は実に我もなければ他もない。ただ誰も彼も懐かしくって忍ばれて来る。」

「僕はその時ほど心の平安を感ずることはない、その時ほど自由を感ずることはない、その時ほど名利競争の俗念消えて総ての物に対する同情の念の深い時はない。」
 
「あはれ」の神髄をこれほど見事にあらわしている文章は
他にないのではないかと思う。

自意識過剰の思春期アホ高校生の苦悩に
ここまで人生の解答をくれた小説は他にはなかった…。

そうして、私は今も「窓」にこだわり続けている…。


以下 ↓ 色々な「窓」の写真。思いつくままに。

ijinkan_mado.jpg
横浜 「ベーリックホール」 青い壁って日本人にはないセンスだと思う。
子供部屋だったみたいです。

yokohamayoukan02.jpgyokohamayoukan01.jpg
右:横浜のブラフ18番館にて。 
左:外交官の家‥だと思う。
これらは窓、じゃなくて扉ですが。

ogasawara_mado01.jpgogasawara_mado02.jpg
東京:小笠原伯爵邸
今、このスパニッシュ様式の館はレストランになっています。
お昼のコースで7,350円‥いや、美味しいのだけどね。
でも素晴らしい館なので、洋館好きにはたまりません。
たくさん鳥がモチーフに使われています。
右は天井のステンド硝子。

hananomado.jpg
ハウステンボス
パレス ハウステンボスの後ろ側にある
ヨーロッパの造形美を極めた広大なバロック式庭園を
バラのアーチで切り取った「窓」
こんな風に見事に計算された庭園は
日本ではハウステンボスでしか見られないのではないでしょうか?

nihon_mado01.jpg
萩:内閣総理大臣・田中義一別邸‥だと思う‥
隣接して“かんきつ公園”がある。
もともと敷地は藩政時代の毛利筑前下屋敷(石高16,000)に当たるので
着物・歴史好きにはたまらないお屋敷です。
このお宅の周りの一般家屋もまたたまらなくいい!

nihon_mado02.jpg
福岡県柳川 「旧戸島家住宅」
お茶室の裏側から。
小さな宇宙がそこにはあります。

kagosima_mado.jpg
鹿児島cafe潮音館
石蔵をリノベーションしたカフェ。
居心地非常に良し。
天神VIORO(ヴィオロ)地下2階入口前広場で
草真(そうしん)流いけばな展「後藤覚徹(かくてつ)×晃毅(こうき)展」
という草真流二代家元・後藤覚徹氏と息子さんである晃毅氏による、
いけばな展が開催されていた。
kankituikebana.jpg
「空間に想いを表現し 花を華に変化させる

大人のココロを持った女性へ「本物のいけばな」を通してライフスタイルを提案。
キッチンやリビングなど様々なシーンをイメージし華やかないけばなで彩ります。

いけばなを生活のパートナーとして潤いのある日常を楽しんでください。」

というコンセプトらしい。


YKKna.jpg
「いけばな」と言ってもそこにあるのは花だけでなく、
果物や野菜や、無機質であるボタンやファスナーとのコラボレーションが行われている。
このボタンやファスナーを開けたら、
別の空間、世界が開く…というメッセージなのだろうか?

実は私、高校時代に「いけばな」クラブに在籍していたりしたのだけど
花と全く会話が出来ず
鋏で花を切ったり曲げたりするのがどうしても怖くて(痛そうだと思ってしまう)
空間の美が創りだせなかった。
今さらながら「いけばな」って
「ここに只存在する」ことの「愛おしさ」なのでは?
と思ったりします。


moerubotan.jpg
牡丹(だよね?)はやはり圧倒的の存在感。
牡丹が木(灌木)であるのに対し、芍薬は草(多年草)に分類される。
でも牡丹は芍薬を台木に接ぎ木にして育てるそうな。

zakuro.jpg
ザクロは私の中で特別な果物。
子供の頃貧血解消だとかで無理矢理食べさせられた〜。
鬼子母神伝説を元にした漫画の影響があった(「ザクロは血の味」ってヤツです)もんで
妙に興奮したもんです。
そんなネタもありの、女性ホルモンが豊富、って言うザクロエキスジュースを愛飲したいけど、←更年期対策
なかなか高価。 ※1本 500ml 4,500円くらい
今の所、高嶺の花でござる〜。

rainbowrose_zentai.jpg
ちょっと不思議なレインボーローズ
虹色の薔薇。花びらの1枚1枚の色が違うという…
本物をはじめて見ました。
東京の花屋さんにはあると聞いていたけれど…
造花めいているけれど、生花です。
rainbowrose.jpg
花びら1枚ずつ違う色にインクを吸わせて、この不思議な色を出しているとか。
どこの花びらに、どの葉脈がいくかわかっているそうで
オランダの職人技術なんだそうです。
オランダってチューリップの国だと思っていたよ…。
チューリップ・バブル(これもデュマの「黒いチューリップ」ではなく、漫画で覚えた)なんて歴史も持つ国だから、花作りの文化も深いのでしょう。
自然の摂理をねじ曲げている、とも考えられるけど
その人工美と人間のエゴイズムの調和が美しいと思うなり。


そんなこんなで
こんなに美しい空間をなんと無料で楽しませてもらいました。
VIOROさん、後藤覚徹氏、晃毅氏に感謝

晃毅氏は高校の非常勤講師をされているみたいです。
若い内から美しいものに磨かれる生活は大切だからね!
今からでも磨かれるようにしないとイカンですな。


●脳内物質快感度…70点。花とは無縁な生活を反省…実家にはいつも生花が飾ってあるのにね。 がさつに育ってすまんママン…
JR吉塚駅に今年の山笠の舁き山が飾られていた。
中洲流の「桶狭間武薫之勇(おけはざまぶくんのゆう)」。
yoshiduka_uma02.jpg
yoshiduka_uma.jpg
荒々しい白馬と武将(織田信長?)だ。対峙するものを喰い殺しそうな迫力の白馬で、見事な作品だと思う。第六天魔王が跨がる乗り物に相応しい!

私は馬という生き物の形がとても好きだ。
犬と並び太古の昔から人間と深く結びついたのは、その高い運動能力、知能故だけでなく、その美しさも関係していると思われる。
龍の一部分でもあるしね。(龍は、角は鹿、頭は駱駝、眼は鬼あるいは兎、体は大蛇、腹は蜃、背中の鱗は鯉、爪は鷹、掌は虎、耳は牛にそれぞれ似るという)

白馬と武将(または騎士)、白馬と王子様はセットのイメージだけど、戦場では目立って仕方なかったことでしょう。様式美ですな。
一般に白馬といえば年をとって白くなった芦毛馬のことを言うそうで、リアルタイムでは知らないオグリキャップは芦毛だったそう。
ちなみに私は黒鹿毛のライスシャワーが好きでした。今でも泣けます
かおり荘のすぐ近くに『さくら荘』という、やはり古いアパートがあります。
ここは、外からアパートが見えなくて、路地を抜けた先なので、ちょっとビックリ。
ヒトサマのおうちに無断侵入している感があります。
sakurasou.jpg
ここはメゾネット形式。非常にキュンっとなる間取りです。
古道具・古物&中古レコードの店『るごろ』で購入したのはコレ ↓
botan_koinu.jpg
70年代の子供服のボタンだそうで…言われてみれば当時こんなボタンの洋服着ていたかも。
子犬の可愛さにKO!
2Fに置いてあった薬品棚、欲しいなり〜。そんなのどこに置くんだ…と、無限ループ。

memo
るごろ
福岡県福岡市中央区桜坂2の1の44 さくら荘1号室
090-8353-5330
11:00〜19:00(土日営業)

●脳内物質快感度…しみじみ70点。日本の60〜70年代も若いセンスでラッピングされると、こうもカッコいいのか!? 子供の頃、花柄ポットとかダサくて嫌いで嫌いで、壊れた時に大喜びしてしまった自分を反省。

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プロフィール
HN:
タルエ
性別:
女性
職業:
暴れん坊将軍
自己紹介:
着物同好会(仮名)主宰…仮名のまま7年間こっそり活動。『着物愛』を友達にゆっくりゆ~~っくり伝播中…でも着付け指導(我流)はスパルタ。
最近手芸熱に浮かされている。
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