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不満足なソクラテスであるより、満足した豚さんになりたいと願いつつ、今だタルを知らないタルエのヨクボー記録
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12月31日大晦日、京都に行ってきました〜。

20年ぶりくらいの京都旅、それにしても京都駅変わり過ぎ!
何だか黒い!って感じました。(何故『黒』と感じたかは謎)
昔の田舎っぽさが残る、はんなりとした風情が懐かしいです。

今回の目的は京都・嶋原(正式な地名は西新屋敷)。
浅田次郎の小説『輪違屋糸里』(新選組がカッコ悪く描かれていて好きではない)で有名な新選組ゆかりの地です。
(テレビドラマ『輪違屋糸里〜女たちの新撰組〜』で音羽太夫が哀しくもカッコ良かった!)
 
【京都・嶋原の歴史】
室町時代、東洞院辺りに嶋原の前身である傾城局(幕府が設置した遊女取締兼課税所)があった。
天正17年(1589年)豊臣秀吉が二条柳馬場辺りへ移し、日本最初の公許遊郭となる。
慶長7年(1602年)徳川家康が六条三筋町へ移す。
寛永18年(1641年)現在の位置へ急遽移転を命ぜられる。その混乱ぶりが島原の乱に似ていた為、いつしかここを『嶋原』と呼ぶようになった。
 
嶋原大門の前で記念撮影。 (クリックしたら大きな画像が別ウィンドウで開きます)

simabara_mon.jpg

※友達から「置屋の女将か?」と云われました…。

この日は本当に寒かったのですが、
町の住民の皆様(嶋原商店街)が、本当に「年の瀬」「大掃除」って感じで掃除をされていて、もう今は物語の中でしか見れないような日本の古き良き光景をリアルに見させていただきました。
「始末がいい」という言葉の具現です。
古い家屋なのだけど、とても手が行き届いていてキレイにしてあります。
昔ながらの商店街ではつきたてのお餅が売られ、薄着の小学生たちがおうちのお手伝いをしている。
京都の町並みは美しい、とよく云われますが、それはこういう「始末のいい」日常の中から育まれるのですね。
あと戦争の爪痕が見られないところが歴史の断絶を生まないのでしょう。
(普通に大正時代に建てられた住居に現在も住まれている)
歩いているだけで楽しい町です。
昭和28年にはまだ太夫道中があり、大門からの道筋には桜、柳、桜、柳と木がずらりと並んでいたとか。
歌舞伎の舞台で描かれる吉原の背景と同じだなんて…想像しただけで倒れそうです。

凍死しそうになって入った寿司&蕎麦屋さんで京都名物「にしん蕎麦」500円)とさば寿司(320円)を食べました。
simabara_nisin.jpg
名物の「太夫最中」、「太夫せんべい」も売り切れで買えなかったので、リベンジしたいです〜。
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暴れん坊将軍
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着物同好会(仮名)主宰…仮名のまま7年間こっそり活動。『着物愛』を友達にゆっくりゆ~~っくり伝播中…でも着付け指導(我流)はスパルタ。
最近手芸熱に浮かされている。
最近のパターン:イチゴよりイチゴ味
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