マーケティング天国

私の携帯の着音（声）は、グループ別や個人別に結構コマメに変えてある。
※あくまで年齢的に考えて、のレベル

しゃっちょだと、電話は「椿姫」より「乾杯の歌」、メールは「ザク歩行音」
セータローは、電話「カノン（※非常にせわしいアレンジバージョン）」、
メール「今度はただのメールじゃねぇぞ（by次元）」
ヒヨラザキさんは、電話「WE WILL ROCK YOU」、
メール「ICPOの銭形であります」
以上、本人イメージによる選曲なり。


メールの着信音って電話のように
「気が付け〜〜〜！」みたいな自己主張の激しい設定をしている人は
少ないと思われる。
暇な電車の中とか密閉された空間で、
なんともなしに他人さまのメール着信音を聞いて、
その人となりを想像しちゃったりしている訳だけど

昨日、ヒヨラザキさんからのメールを朝の通勤電車で受け取った。
オッサン（銭形刑事だけどね）の声
にビクっと反応するお眠りOLさんとかいたりして面白いのだけど
よく考えてみたら、いい年齢の私がこんな着信音って端から見ると

単なる（痛い）アニメヲタ

って思われている？？？

そういえばNHK大好きのヒヨラザキさんは今
「彩雲国物語」というアニメにハマっていて
楽天のレンタルDVDで借り続けているのだけど
※他には「freedom」とかディズニーアニメとか…
「絶対、絶対！ヒヨラザキさんの楽天データ、『アニメファン』って分析されているよ！」
と社内でもっぱらの話題。
セータローさんは韓流ファンじゃないけど韓流ドラマにハマっていたから、
年齢的にも『韓流ファン』と定義されているだろうしね。

別にアニメファンや韓流ファンであることが悪いという訳では全然なく
ある一部のデータから、『傾向』を機械的に定義されるであろうことが何だかおかしい。
amazonで本やCDを購入すると、 ↑ の定義から
勝手にオススメメールが届いてしまうように。
セータローさんが
「コンピューターが勝手に私の読書趣味を決めつけるな〜〜〜！」
と怒っていたことが、さらに面白かったなぁ。

市場調査の結果とかいう商品の寿命、意外に短かったりしますね。
機械には判断できない微妙さが人生のキモなのかも。
マーケティングもそうだと思うのだけどね。

ペンギンの問題

甥っこは小学二年生。
トミカとプラレールとＹＯＵ ＴＵＢＥが大好きだ。
その彼が今とても欲しがって、弟夫婦が必死で探しているのが
1日だかに発売になった「ペンもん」カード限定パック。　←正式名称がわからない
※ジャスコとイトーヨーカドー、トイザラス限定発売
※既にヤフオクでは高値で売られている…なんだかなのだ

「ペンもん」とは「ペンギンの問題」の略で
もともとはコロコロコミックで始まった漫画らすい。
今はアニメ化され、「おはコロシアム」内で放送されている。
なんと全編3DCG制作なんだそうだ！

ＴＶ東京のＨＰによると
〜世界でも珍しいペンギン小学生の木下ベッカムが、超不条理に暴れまくるギャグアニメ！
おかしな仲間たちもぞくぞく登場して学校生活は大変なことに・・・！！
きりかぶ小学校、５年１組に在籍するペンギン小学生の木下ベッカム！
ツッコミどころ満載のスーパー問題児が、次々と問題を巻き起こし、周りを巻き込んでいく！
「なにか？」「すベッカム」「ごペンなさい」などの決め台詞も多数持つ。〜

どうやらいちいち大人の癇に障るギャグっぽい。
笑いはどこか毒を含むものではあるけれど…

何故ペンギン…

バットマンの「ペンギン男」は悲しかったぞ。

それにしてもコロコロコミックは偉大だ。
お色気、萌えで人気を博するのは簡単だろうけど
移り気で残酷な子供を相手に戦い続ける気力は並大抵のものではないでしょう。
でも子供の時期に心に染み込んだものは
その子の一生もん、アイデンティティに根ざすものになる訳だから
これからも真剣勝負で頑張って欲しいです。

そして、「ペンもん」のカードはコレクションするだけが目的なのかどうか
他に使い方があるなら教えてもらいたいもんです。

戦国武将に恋してる？！

不意にJR香椎駅に降りてみたところ
武田信玄公と遭遇！


香椎工業高校　電子機械科3年生による力作だそうです。
香椎工高の紋が入っております。
製作期間1年だそう。

良く見れば稚拙（失礼！）な作りなのですが
よくぞ頑張ってここまで作ったなぁ…と感心。

以前どこかの板金屋さんが、織田信長公南蛮甲冑を
その技術でもって再現しようとしたけれど
結局完成までに5年の月日を要した…というHPを見たことがあります。
実際素晴らしい出来栄でしたよ〜（写真で見る限り）
その板金屋さんは昔の職人の高い技術にリスペクトされまくりだったようです。


今は「戦国武将ブーム」なんだそうです。
それも若い女性がそのブームの中心、ということが話題になってます。
ブームの火付け役とされているのは、戦国時代をテーマにした大河ドラマや『戦国無双』『戦国BASARA』という人気ゲームソフト。
伊達政宗や真田幸村はともかく、長宗我部元親が人気、と聞いて正直吃驚しました。いくら何でも渋すぎるだろ…。
ゲームのキャラクターが超イケメンだからの人気だそうですが
いわゆる『武将ヲタ』『武将萌え』の女性達なのでしょう。
まぁ、私が織田信長好きなのは
美内すずえの漫画と山岡荘八の小説が始まりですから、人のことは言えない。
永井路子が子供の頃からずっとずっと一番好きな時代小説家なのですが
彼女は織田信長を素敵に（あくまで私好み）描いてはくれないのねん。

来年のNHK大河は『天地人』。
主人公・直江兼続役を妻夫木聡さんが演じるそうですが…
直江兼続の甲冑が超カッコいいのです！！
NHK美術さんのお仕事に今からとっても期待しております。
考えてみたら、直江兼続の先代を主人公にした『炎の蜃気楼（ほのおのミラージュ）』が
「戦国武将ブーム」のそもそもの発端なのですよね。 ※『武将ヲタ』『武将萌え』の女性限定
来年の越後は熱くなりそうな予感。

私的には ↓ のキャスティングに萌え萌えです。

上杉景虎（うえすぎかげとら）…玉山鉄二（たまやまてつじ）
上杉景勝（うえすぎかげかつ）…北村一輝（きたむらかずき）
石田三成（いしだ　みつなり）…小栗　旬（おぐり　しゅん）
真田幸村（さなだ　ゆきむら）……城田　優（しろた　ゆう） ←彼はハーフですが

ちなみに私の一番好きな甲冑は
黒田如水官兵衛と並び称された知謀の将・竹中半兵衛重治
魚鱗札二枚胴具足（岡山 林原美術館蔵）
グロテスクだからこその　異形の美しさ だと思う。
黒田如水の息子、黒田長政の甲冑もイケてる。
黒田如水・長政親子のエピソードは『武将ヲタ』『武将萌え』しないのでしょうか？
勝者である東軍の武将は勝者故に人気ないかなぁ？